ラーテルの復活劇

鬱とパニック障害になったラーテルの復活劇。 治すのはゆっくりでいいんです。 焦れば焦るほど道は長くなるばかり。ゆっくりまったり気のままが一番の近道だと思います

大切な人が鬱やパニック障害になったなら

こんにちは ラーテルです

 回復してきた日常を書く前に

 今だからやっと発信することができることだし

 これだけは先に発信しておきたいと思ったので書きます

 

大切な人が鬱やパニック障害になったなら

 

oooooooプロローグooooooo

 鬱もパニック障害も初めのうちは

 気の持ち様なんて次元じゃありません

 特に鬱は

 『持てる』『気』なんてありません

 霞の様に触れられない

 もしくは鉛の様に重たい

 なんならラドン

 そんな次元だと思います

 

 冬の枝だけになった桜の木に木陰を求める様なことです

 

(私の場合)厄介なのがパニック障害です

 何かしらのトリガーによって急に発作が起きます

 『パニック障害』と文字だけで見ると

 「パニック発作が起きると暴れ狂うのか?」

 と勘違いされる方が私の周囲には多くいましたが

 

 “過呼吸や顔面蒼白、吐き気、全身の脱力感、倦怠感など”

 でぐったりと意識はあるが倒れます。

 

 世間的には貧血と呼ばれる一種のことの様です。

 

 その症状(発作)を何度か幼い頃から体験していますが

 今回はその発作の頻度が日常生活に支障が出るほど

 高頻度かつ酷くなってしまった為に

 『パニック障害』と診断された様です

 

ooooooooooooooooooooo

 

大切な人が鬱やパニック障害になったなら

 さて

もし、あなたの大切な人が鬱やパニック障害になったなら

 

あなたはどう接しますか?

「んなん今まで通りでいいやんかー」

という方もいるかと思います

「どう接すれば良いのだろう」と迷う方もいるかと思います

私がパニック障害になって周囲は完全に後者でした

前者後者どちらにせよ

私が半年間病院に通院して色んな人を見てきて

この病と闘っている人達を見て直感的に接し方の意見を述べさせていただきます

参考までに読んで頂けたらなーと思います

 

 

まず

軽度や回復にかかる時間は鬱やパニック障害も人それぞれだし

 原因や思い、環境は違うかもしれないけど

 ただ一つ言えることは

 みんな頑張った人でたくさん我慢した人だと思う

 

 だから

 周囲で支える家族や親友、恋人はどうか労って差し上げてください

 

   そして絶対に

       怒鳴らないでください

       「気の持ち様だよ」

       「薬に頼るのは良くないらしいぞ」

       「医者の金儲けだ」

 なんて言わないでください

 

(私の経験談なので一概には言えないけれど処方箋を飲むことで

外出が出来たり、ご飯が食べられたり、会話に参加できる様になりました。

薬に抵抗がある方は後日記事を書こうと思っています)

 

 ふと不安な顔を垣間見た時には

 「ちょっと休もうか。」

 と優しく声をかけてあげてください

 

 些細な外出でも10分歩いたら20分休憩するぐらいの気分でまったりと支えてあげてください赤ちゃんのお散歩と一緒です

 「ねぇ、わがまま聞いて欲しいんだ。歩き疲れちゃったから俺、休みたいんだけど一緒に休んでくれないかな」

 の様に本当に優しい言葉をかけてあげてください

 

 自身が思っている以上に体力が落ちています

 体力を使い果たした末

 発作を起こします

 

 “ほんの少しの” “たったこれくらいの” 事で

 疲れるだなんて思わない様なことで限界がきます

(私は最初の4ヶ月間は自覚がなくたくさん周囲に助けられました)

 

 その発作がまた悪循環を産みます

 特に、初めの頃は階段を登る様にして回復します

 そんな時に発作を起こしてしまうと

 “また発作が起きたらどうしよう。”

 “みんなに迷惑かけてなんでダメな自分なんだろう。”

 と。ただでさえない心に余裕なんて無いのに

 さらに余裕がなくなり不安に襲われて

 階段を転がり落ちてしまいます。

 

 

 なので、

 真の意味で『大切な人を大事にする』

 卵の黄身の膜の様に優しく丁寧に接してください

 

 どうか、優しくしてください

 心が戻ってくるまでは健康的な範囲で甘やかしてください

 今だけは頼らせて差し上げてください

 

 患ってしまった方が心を許すあなた様が

 元気になる為に必要不可欠な存在なのです

 お力を貸してあげてください

 

 たわいも無い会話が支えだったりします

 大切な人をたくさん褒めてください

 大切な人の好きな物で包み込んであげてください

 大切な人を心から大切にしてあげてください

 

 いずれ立ち直れる日がくるハズです

 

 oooooooエピローグooooooo

 以上のことは簡単では無いですが

 今生きている大切な人が自殺へと走らなかったことを

 何よりも偉いかった。幸運だ。と思い支えてあげてください。

 

 どうか大切な人が元気に普通の生活が送れる様になります様に。

 春には満開の桜の木下で花見を

 初夏には葉付いた桜の木の木陰で笑えます様お祈りしております。

 

 

P.S. 

私は夜が怖くて大変でした

落ち着かない夜は懐かしい香りや思い出に浸るといいですよ

私はカモミールハーブティーの香りに懐かしさを覚えていて

このハーブティーの効能なのか懐かしさのおかげだったのかわかりませんが

夜の怖さが薄らぎました。

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